父の日の由来
日本では、父の日は1955年頃に導入され徐々に全国に広がり、一般的な行事となったのは1980年代です。その背景には、デパートや専門店が この日のためのギフトのセールを行い、このことが父の日を普及させるきっかけとなったとも言われています。
では、父の日の習慣、もともとはどういう由来か?というと、母の日同様アメリカの例をまねたものです。
アメリカのワシントン州に住むジョン・ブルース・ドット婦人が、教会の牧神に父の誕生月6月に父の日礼拝をしてもらったことがきっかけと言われています。
彼女の父であるウィリアム・ジャクソン・スマートは、妻に先立たれ6人の兄弟を男手一つで育てあげました。彼女は母の日の存在を知り、父に感謝する日も必要であると考え、1909年6月19日(第3日曜日)を「父の日」とすることを提唱。
その後父の日の行事はアメリカ全土へと広がり、1916年アメリカ合衆国第28代大統領ウッドロー・ウィルソンが父の日の演説を行ったことにより、父の日が認知されるようになりました。
1966年、アメリカ合衆国第36代大統領リンドン・ジョンソンが6月の第3日曜日を父の日と定め、1972年に、アメリカで正式に父の日が国民の祝日として制定されました。